購入した目的
- 今まで使ってた無線親機が遅すぎたので安くていい感じの無線親機が欲しかった。
- アパートやマンションにて有線LANの口がある状況で、スマホやノートパソコンをWiFiで接続できる環境が欲しい。
- アクセスポイントモード(ルータの機能は使わない)で出来るだけ簡単に運用したい。
- 最近の無線親機の性能を知りたいと思った。
購入条件
- なるべく速度が速いほうが良い。
- あまりいい性能のものは必要ない。安くていい感じのが欲しい。
- 端末は4台くらいまでは同時接続したい。
- セキュリティ的に安全に使いたい。
実際に購入した物の主な仕様
| 商品名 | Wi-Fi 6 1201+574Mbps 1Gルーター WRC-X1800GS2-B |
| 金額 | 2025/9/29 amazonで約5000円 |
| 商品情報サイト | https://www.elecom.co.jp/products/WRC-X1800GS2-B.html |
| 発売日 | 2025/2/5 |
| 推奨利用環境 | 戸建2階建、マンション3LDK、接続台数26台 |
| 有線コネクタ | WAN側1ポート、LAN側3ポート |
| 無線LAN | IEEE 802.11ax、IEEE 802.11ac、IEEE 802.11n、 IEEE 802.11g、IEEE 802.11b、IEEE 802.11a準拠 |
| モード切替 | 本体のスイッチにて切替(ルーター/AP/中継器) |
用語の意味
| Wi-Fi 6とは? | 802.11axに対応しているという意味 |
| 離れ家モード? | 母屋と別建物のあいだを中継するモード(日本の電波法に適合) |
| セキュリティWiFi? | ゲスト用のためにあるやつ(インターネットしか利用できない) |
| バンドステアリング | 2.4GHzと5GHzを自動的に切り替えて接続するモード 従来通り別々のSSIDを割り振ることも可能 |
機器の設定
本体の設定
- 本体のスイッチでAPモードに設定
本体の電源ON
- 壁のLANの口と本体のInternet(青い口)をLANケーブルでつなぐ
- 電源ケーブルを電源にさして本体とつなぐ
- 電源が入る(本体に電源スイッチはない)
APモード時のWiFi親機のIPアドレスについて
- ルータモードの場合は192.168.2.1固定だが、APモードの場合は上位側のDHCPでIPが割り振られる。
- 割り振られたIPアドレスを推測するのは難しいかもしれない。
- 確実にWiFi親機にブラウザで接続するためには次のように行う。
- 本体のInternet側の青いコネクタにLANケーブルは刺さない(上位側に接続しない)
- 本体の電源を入れる
- 本体は192.168.2.1になっている
- PCと本体を有線LANケーブルでつなげる
- PCには192.168.2.100などを設定する
- PCのブラウザでhttp://192.168.2.1に接続する
- WiFiにPCで接続した後にプロンプトで「arp -a」でMACアドレス(WAN側)に近いものを見つけてブラウザで接続してみる。
ブラウザで本体の設定を行う
PCのブラウザで「http://親機のIPアドレス」に接続する
ログインするためのユーザとパスワードは「かんたんセットアップシート」や「本体のシール」にある”管理画面アクセス情報”を使う。admin/xxxxxxx
| 設定 | 理由 |
|---|---|
| WiFi →WPS →WPS機能を無効 | SSIDと暗号化キーがわかれば設定できるため |
| WiFi →セキュリティWi-Fi →セキュリティーWi-Fi内の端末間の通信を許可するをON | ゲーム機どうしの通信ができるようにするため |
あまり設定を変更しないのは、本体を初期化しても変わらずに使用できるようにしたいためです。
実際の通信速度
| 機器 | 接続 | スピードテスト DOWNLOAD/UPLOAD | 備考 |
|---|---|---|---|
| デスクトップPC | 有線 | 842Mbps、698Mbps | 有線だとこれだけ速度出る環境 |
| Xperia 10 VI(XQ-ES44) | WiFi | 355Mbps、312Mbps | |
| Xperia 10 II SOV43 | WiFi | 282Mbps、245Mbps | |
| ノートPC | WiFi | 53Mbps、194Mbps | VPN影響あり? |
| デスクトップPC | WiFi | 276Mbps、445Mbps |
WiFiで4台を同時に接続しながら動かしていても特に問題は発生しなかった。
感想
- 前に使ってたやつ(elecom WRC-2533GST 2017/10/26 12000円くらい)だと、2.4GHz接続だと10Mbps、34Mbps。5GHz接続だと31Mbps、99Mbpsだった。
- 約7年ぶりくらいに親機を買ったが、かなり安いし性能がいいしとてもすごいと感じた。
- バンドステアリングみたいな機能が追加されているのも驚いた。
- 購入時に高ったからといってずっと使い続けるよりは安いのを買い替えながら使ったほうがいいのかなとも感じた。
主な機器写真






簡単セットアップシート
ホームWi-Fi接続情報(共通)
| SSID | スマホなどで接続するときに表示される名前 バンドステアリングモードで使用してるのでSSIDは共通 使用しない場合は設定で別々にする必要があるためこの資料通りではない |
| 暗号化キー | 接続するときのパスワード |
セキュリティWi-Fi接続情報(共通)
ゲスト用のための接続情報
管理画面へのアクセス情報
ブラウザで設定をするときのログイン情報
IPアドレスはまわりの接続環境によって変化することがある
ユーザはadmin
本体の裏側
- LANポートが4つ見ることができます。青のポートは上位側と接続するために使用します。
- 電源スイッチはありません。
- モード切替(ルーター/AP(アクセスポイント)/中継器)スイッチが見えます。
すっきりしてます
設定画面




購入する商品について
似ている型番で「WRC-X1500GS2-B」というのもあってこちらは2.4GHz帯の性能が少し低いなどのもののようである
実売価格では大して変わらないので、買うのであればWRC-X1800GS2-Bのほうでいいと思います。